韓国前泊から中国到着は前半へ。
AIRS2012の発表は初日の最後のセッションで、3人のうちの最後、つまり初日の最後の発表の予定だった。ところが、一人目が10分ほど早く終 わってしまい、二人目の方が呼ばれたのだが、返事はなし。10分早かったので席を外していたのかと思いきや、結局最後まで不在。
そ のため、三人目の自分に、発表できるか?とお鉢が回ってきてしまった。まだ原稿を直していたのだが、ここでNOというと、全員が自分の準備が整うま で待つ、というよりつらい状況になってしまうので、OKを出した。そんな状況のため、招待講演でもないのに発表前に拍手が起こるという面白い状況の 中、何とか発表を終え、質疑も辛くも乗り切った。
夜はWelcome receptionということで、ホテルの食堂で立食かと思いきや普通の夕飯だった。中国だと立食は少ないらしいが、conferenceの partyは立食が普通ということで、このあたりから怪しい雰囲気が。

食堂の中には池(?)があり、鯉も泳いでいるというちょっとバブルな雰囲気。

しかし料理の方は微妙で、外国人には食 べ方の分からないものが並んでいた。
発表が終わったので、後は気楽なもの。昼食はホテルの隣の喫茶店だったのだが、料理が出てくるまでにやたら時間がかかる。

これは海鮮カレーで、エビが殻付きであることに驚きつつ、味は特筆することなし。鶏肉も基本骨付きで、食べづらい。

2日目の夜はバンケットだったのだが、これも近くの焼き肉屋(しかもバイキング形式)で、ただの食事会。筑波大の吉田君、MSRAの荒瀬さんとのお話は楽しかったものの、「これはバンケットではないよね」というのは一致した見解。主催者は満足そうだったので、他のバンケットに出たことがなかったのだろうか?
3日目のお昼は、筑波大の吉田君と、少し歩いて狗不理という天津で有名なお店に行ってきた。

特に肉まんが美味しいそうで、写真は二人分で160元。安くはないが高くもない。汁気たっぷりのあんが美味しかった。


3日目で会議も終わり、夕飯を調達するついでに天津市内を少し歩いてきた。


何となく何の店かは分かるものの、地元の人しか行かなさそうな小さいお店が多く、結局スーパーで買うことにした。

いたるところで集団で踊っていた。どうやって集まっているんだろう?
翌日、空港に行くまでに意外と時間があったので、今度は明るいところを散策。

埃が多く、だいたいの車がこれくらい汚れている。空気が悪いのは散策に向いてないな。

天気自体が曇りではあるのだけど、全体的に埃で霧のようになっていた。

気温は仙台と同じかそれ以上に寒く、川も全面凍っていた。

天津は都会と古い町並みが混在している町並みで、これは都会の方。古い町並みの方は、治安がイマイチだそうなので写真は撮れず。

何より印象的だったのは、本当に信号が飾りで、車がいなければ迷わず渡る。車がいてもかいくぐって渡る。車の方も右折はいつでも突っ込んでくるので、注意しないといけないが、地元の人に合わせて渡れば特に困らなかった。
車がやたらとクラクションを鳴らすのだが、歩行者への警告、車線変更の警告など、慣れてくると鳴らしてくれる方が安全とさえ思えてきた。
後泊の韓国滞在は後編へ。