企業見学

IBM Open House 2013に参加することにしたので、ついでと言っては何だが、自然言語処理分野に関連するいくつかの企業を見学させていただいた。学生さんを引き連れて、いわゆる企業見学ツアー。

自分自身、修士1年の終わり、博士課程に行くか就職するかを迷っていた頃、東京基礎研究所とNTTサイバースペース研究所を見学する機会をいただいた。その時に、博士課程に進んでも大丈夫なのだな、と感じたことが、進学を決めた理由の一つになった。

紆余曲折あったが、Google、Microsoft、PFIに見学させていただけることになった。時間と費用は無限ではないので、見学先を数社に絞り、スケジュールが重ならないよう、空き時間が多くならないように調整するのは想像以上に大変で、ここ2週間くらいはこの調整でかなり時間をかけてしまった。そんな苦労もあったが、想像以上にいろいろなお話しが聞けて、有意義なツアーになったかと思っている。Microsoftでは東北大での研究内容をお話しさせていただく機会もいただき、少しでも宣伝になったかな。

企業見学とは別に、NAISTの同期、後輩に声をかけて、飲み会をすることもできた。OBの少ない学生さん向けに、実際の生活などを聞く機会を用意したかったのだが、自分的には同窓会で楽しかった。

今回は初めての試みだったため、慌てて予定を調整していただいたり、貴重な業務時間を割いていただいたり、学生さんのつっこんだ質問にご対応いただいたりと、見学させていただいた3社とその担当の方々には大変お世話になりました。今後も同じような機会がありましたら、よろしくお願いいたします。

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